かつてCryptoPunks(クリプトパンクス)は、究極のステータスシンボルだったことを覚えているだろうか?
2017年にLarva Labsが発行した1万体のアバターは、2021年のNFTブームにおける最高峰のひとつだった。中には2024年に5600万ドル相当のイーサリアムで取引されたものもある。
NFT分析サービスCryptoSlamのデータによると、最も高値で取引されたNFTトップ5はすべてCryptoPunkのコレクションに属している。だが保有者たちは資金を引き上げているようだ。
史上3番目に高額な取引として知られる「CryptoPunk #3100」を保有していたウォレットは11日、これを4000ETH(約9億円)で売却した。以前の売却価格に比べると500ETH(約1億円)の損失だ。イーサリアム自体も過去1年で約60%下落していることが、損失額に影響している。
Punk 3100 bought for 4,000 ETH ($6,084,359.86 USD) by 0x074ad7 from 0x705876. #cryptopunks #ethereum pic.twitter.com/2dsOqsjAc0 — CryptoPunks Bot (@cryptopunksbot) April 10, 2025
Punk 3100 bought for 4,000 ETH ($6,084,359.86 USD) by 0x074ad7 from 0x705876. #cryptopunks #ethereum pic.twitter.com/2dsOqsjAc0
— CryptoPunks Bot (@cryptopunksbot) April 10, 2025
Punk 3100は、0x074ad7によって0x705876から4000ETH(608万4359.86ドル)で購入された。
それでもなお、この価格はCryptoPunkの中では高額だ。コレクションのフロアプライス(最低売却価格)は現在、42ETH程度にとどまっている(CoinGecko調べ)。#3100の高額評価は、「エイリアン」タイプで、わずか9体しか存在しない希少性によるものだ。
NFT取引高は、一部の熱狂的なタイミングを除けば、2021年をピークに減少傾向にある。4月7日時点での総売上高は約5800万ドルと、2021年初頭の水準に逆戻りしている。
22 人気度
13K 人気度
25K 人気度
308.1K 人気度
164.6K 人気度
CryptoPunk #3100、約1億円の損失で売却──希少価値はまだ健在 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
かつてCryptoPunks(クリプトパンクス)は、究極のステータスシンボルだったことを覚えているだろうか?
2017年にLarva Labsが発行した1万体のアバターは、2021年のNFTブームにおける最高峰のひとつだった。中には2024年に5600万ドル相当のイーサリアムで取引されたものもある。
NFT分析サービスCryptoSlamのデータによると、最も高値で取引されたNFTトップ5はすべてCryptoPunkのコレクションに属している。だが保有者たちは資金を引き上げているようだ。
史上3番目に高額な取引として知られる「CryptoPunk #3100」を保有していたウォレットは11日、これを4000ETH(約9億円)で売却した。以前の売却価格に比べると500ETH(約1億円)の損失だ。イーサリアム自体も過去1年で約60%下落していることが、損失額に影響している。
それでもなお、この価格はCryptoPunkの中では高額だ。コレクションのフロアプライス(最低売却価格)は現在、42ETH程度にとどまっている(CoinGecko調べ)。#3100の高額評価は、「エイリアン」タイプで、わずか9体しか存在しない希少性によるものだ。
NFT取引高は、一部の熱狂的なタイミングを除けば、2021年をピークに減少傾向にある。4月7日時点での総売上高は約5800万ドルと、2021年初頭の水準に逆戻りしている。