缠論ミニ講座：レンジ背離、トレンド背離のチャートパターンと利益レベル

本章は醉墨课堂の始まりです。今後も継続的に更新し、内容はすべて実用的な情報のみで、最速で読者が市場の鉄の戦士となることを目指します。

構造1：レンジ背離

レンジ背離という構造は市場の60%-70%の値動きに対応しています。本タイムフレームでレンジ背離が現れた場合、b段でエントリーした際に期待できる最大利益は一つ下のタイムフレームの一段分のみです。この点は非常に重要で、多くのいわゆる「上級者」はこのような動きで失敗しています。

構造2：非標準トレンド背離

非標準のトレンド背離はトレーダーにとって非常に貴重な値動きタイプです。このような動きが現れた場合、c段でエントリーすれば本タイムフレームの一段分（緑色）が確実に取れる利益となります！

構造3：標準トレンド背離

標準トレンド背離と非標準トレンド背離の違いは、大B中枢に対する3回目の買いがあるかどうかです。この構造の出現頻度はレンジ背離ほど多くありませんが、出現した場合は大胆にc段のサブタイムフレーム2回目の売り位置でエントリーできます。これで本タイムフレームの下・上・下3段分（上昇トレンドの場合）を狙うことができます。下落トレンドの場合は逆に上・下・上3段となります。極めて優れたトレード構造で、出現すればまさにチャンスです。

構造4：拡張アップグレード

このような動きも非常によく見られ、かつ惑わされやすいものです。大A中枢と大B中枢の高値・安値に重なり合う区間があり、かつ段数が9段を超える場合、これを中枢の拡張アップグレードと呼びます。新しい中枢区間には2つの分け方（黄色と紫色）があり、後ほどなぜこのように分けるのかや注意点など詳細を解説します。仮にc段がa段と比較して背離した場合、エントリーできるのはやはり本タイムフレームの一段分のみです。

さらに多くの構造については今後の内容で引き続きシェアしますので、ぜひ継続してご注目ください。