CEXは、韓国メディアが報じたCEXのハッキング攻撃に対する対応の遅れに関する報道を否定

2023年12月12日、CEXは韓国メディアによる韓国最大の暗号資産取引所CEXに対するハッカー攻撃後の資金凍結支援の遅れに関する報道を否定した。CEXのスポークスパーソンは「CEXのセキュリティおよび調査チームはこの事件を発見し、直ちに行動を起こし、関連する送金の凍結を支援して資金のさらなる流出を防止した。そのため、我々が迅速かつ効果的な措置を講じなかったといういかなる主張も根拠がなく、正確ではない」と述べた。

今日早朝、韓国メディアKBSによると、CEXは韓国警察からの要請を受け、CEXからハッカーによって盗まれた暗号資産の凍結を求められたが、最終的にはその一部のみを凍結した。

韓国警察とCEXは事件当日（27日午前）に、一部盗まれた資金がCEXに流入したことを確認し、CEXに約47億ウォンのSolanaトークンの凍結を要請した。しかし、CEXは「事実関係をさらに確認する必要がある」として、要請された金額の17％（約8000万ウォン）だけを凍結し、約15時間遅れて完了を通知した。

CEXのスポークスパーソンは、KBSの報道内容についてコメントできないとしつつも、現地の法執行機関が「積極的に調査」して攻撃者の特定を進めていることを強調した。

11月27日、韓国最大の暗号取引所CEXは異常な引き出し行為を検知し、約540億ウォン（約3600万ドル）のSolanaネットワーク関連のデジタル資産が未知の外部ウォレットアドレスに転送されたことを明らかにした。