某頭部取引所最近リリースしたステーブルコインの資産運用商品が話題になっている。コミュニティでは「年利18%」、「寝ているだけで儲かる」といった声があふれている。私は好奇心からルールを見てみたが、ますますおかしいと感じた。

計算してみると、申込手数料と換金時の割引損失を合わせると、一週間以内の全ての利息が吹き飛んでしまうことに気づいた。そして、全体の活動期間はわずか45日だ。つまり、短期の出入りは無駄な努力に過ぎず、長期で満期まで持ち続けても、実質的な年利は半分に落ちてしまう。

その「冲冲冲（がんばれ、がんばれ）」といった声の中で、深く計算しようとする人はほとんどいない。高利回りのきれいなパッケージの裏には、見えないコストの罠が何層にも隠されている。

これを見て、私はあるステーブルコインエコシステムでの体験を思い出した。そこには期間限定のキャンペーンもなく、申込や換金の隠れた摩耗もなく、収益のロジックはチェーン上に明確に記されている。さらに、「一週間無駄にした」なんて設計もない。最初の日から預けた資金は、得られる利息はすべて実在するものだった。

暗号資産界に長くいるとわかるが、あの「天井知らず」の高金利はほとんど幻想だ。実際に入ってみると、取引手数料や仕組みのコストだらけだ。本当に信頼できる増価は、透明な費用と隠し罠のないものであるべきだ——投資者が自分の利益がどのように生まれているのかをはっきりと見えるようにすることだ。