米国株式市場が史上最高値を更新、雇用データの鈍化がむしろ景気の軟着陸の兆候に

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出典:BlockMedia 原題:[ニューヨーク証券取引所閉幕] S&P 500史上最高値を更新…「雇用の鈍化がむしろ軟着陸の兆候となった」 原リンク:

米国株式市場は金曜日に全面高となり、史上最高値を更新

ニューヨーク株式市場は雇用データの発表後、経済の軟着陸期待が維持され、主要指数は揃って上昇した。S&P 500指数は取引中に再び史上最高値を記録し、終値も記録を更新、週次で上昇した。

S&P 500指数は44.82ポイント上昇し、6966.28で取引を終えた。上昇率は0.65%。ナスダック指数は191.33ポイント上昇し、23671.3となった。ダウ・ジョーンズ30工業株平均は237.96ポイント上昇し、49504.1となった。中小型株を代表するラッセル2000指数は1.95ポイント上昇し、260.22となった。三大主要指数は週次でいずれも上昇し、S&P 500は1%以上の上昇、ダウとナスダックも約2%の上昇を記録した。

雇用データが市場の牽引役に

市場の感情を主に押し上げたのは12月の雇用報告だった。米国の12月非農業部門雇用者数は5万人増加し、市場予想の7.3万人を下回った。ただし失業率は4.4%で、前月比でわずかに低下し、予想の4.5%を下回った。雇用の伸びは鈍化したものの、雇用市場は急激に悪化していないと評価され、投資心理を支えた。

今回の雇用データが注目されたもう一つの理由は、昨年末に記録的な米連邦政府の閉鎖後の最初の「正常な」データであることだ。労働省は以前、閉鎖の影響で10月の雇用報告が完全に発表できず、11月の報告も遅れたと述べている。市場はこのデータが雇用動向の不確実性を一定程度緩和したと見ている。

アナリストの見解

米国の大手金融会社のチーフ・マーケット・ストラテジスト、ジェームズ・サグリンベネは、JOLTSとADP雇用報告を総合すると、米国の雇用環境は「鈍化しているが堅調を保っている」と述べ、「低採用・低解雇」の段階にあると指摘した。もし雇用の鈍化幅が予想を超えると投資家は不安を感じるかもしれないが、今週の取引を予想範囲内で終えたことは前向きだとも述べている。また、「米連邦準備制度理事会(FRB)が1月または3月に利下げを行う必要性はそれほど高くないようだ」とも付け加えた。

業界の動向

セクター別では、不動産関連株が好調だった。大統領が住宅ローン債券の購入を指示し、住宅ローン金利を引き下げるとのニュースを受けて、建設株や住宅リフォーム関連株に買いが入った。D.R.ホートンやプルート・グループは6%以上上昇し、ライナーも7%以上の上昇を見せた。ホームデポなどの住宅リフォーム関連株も同時に堅調に推移した。

市場展望

雇用データの鈍化と失業率の低下という複合的なシグナルの中でも、経済の回復期待は維持され、ニューヨーク株式市場は週次の上昇トレンドを継続している。年初から大型株主導の強気相場が今週も確認されており、S&P 500の史上最高値更新は引き続き続いている。

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