TRM Labsが指摘:イランの仮想通貨送金、英国登録取引所経由で10億ドル超

robot
概要作成中

ブロックチェーン分析企業TRM Labsの新たな調査報告により、イラン革命防衛隊(IRGC)が英国に登録された仮想通貨取引所を通じて、国際制裁を回避する目的で大規模な不正な仮想通貨送金を行っていたことが明らかになった。この送金スキームは数年にわたって続いており、その規模は想像以上に深刻な状況を示唆している。

制裁回避を目的とした組織的な資金移動

過去数年間にわたり、IRGC関連の取引活動がZedcexとZedxionという2つの英国登録取引所に集中していることがTRM Labsの分析で判明した。2023年から2025年にかけて、これら両取引所の総取引量の56%をIRGC関連の取引が占めていたという驚くべき事実が浮き彫りになっている。この数字は、これらの取引所がいかに不正な資金移動の中心的役割を担っていたかを物語っている。

USDT・Tronネットワークを活用した巧妙な仮想通貨送金手法

注目すべきは、これらの不正な仮想通貨送金の大部分がUSDT(テザー)を用いてTronブロックチェーン上で実行されていた点である。Tronネットワークは取引手数料が低廉で、送金速度が迅速であることから、制裁回避を意図する組織にとって理想的なプラットフォームとなっていたと考えられる。USDTはステーブルコインであるため、価格変動リスクを避けながら大規模な資金移動を可能にしている。

ブロックチェーン分析技術が浮き彫りにした違法行為

TRM Labsによる今回の分析報告は、先進的なブロックチェーン分析技術がいかに複雑な不正送金スキームを追跡できるかを示す典型例となった。暗号資産業界において、透明性と監視体制の強化がいかに重要であるかが改めて証明されたと言えるだろう。

このページには第三者のコンテンツが含まれている場合があり、情報提供のみを目的としております(表明・保証をするものではありません)。Gateによる見解の支持や、金融・専門的な助言とみなされるべきものではありません。詳細については免責事項をご覧ください。
  • 報酬
  • コメント
  • リポスト
  • 共有
コメント
0/400
コメントなし
  • ピン