多くの人は会社を見るとき、最初の一目で売上高を好む。


しかし、会社の「中身の価値」を本当に判断するなら、やはり利益を見る必要がある。
この図はとても面白い。

中国で最も稼いでいる上位10社のうち、5社は銀行だ。
世界で最も稼いでいる上位10社のうち、6社はテクノロジーおよびインターネット企業だ。
これの背景は単純な「どちらが強いか」ではなく、2つの経済構造の違いにある。

中国の利益ランキングの核心は金融だ。
中国工商銀行、建設銀行、農業銀行、中国銀行、招商銀行が、ほぼ中国のトップ層の利益の大半を支えている。
なぜなら、銀行は自然に規模を食べるからだ。
預金を集め、貸し出しを行い、金利差で稼ぐ。
資産規模が大きいほど、利益の「器」も大きくなる。

そのため、中国で最も稼ぐ会社は、必ずしも利益率が最高とは限らないが、必ず資金の流動、信用(貸出)体系、そして住民・企業の資金調達の深さと結びついている。
これは、中国経済のかなりの部分の利益が、依然として金融システムと資金配分の段階に集中していることを示している。

一方で、世界の利益ランキングは違う。
Alphabet、Apple、Microsoft、NVIDIA、Meta、Amazon。これらの企業は、技術、プラットフォーム、エコシステム、そしてグローバル化によって稼いでいる。
特定の市場だけにサービスしているのではなく、世界のユーザー、世界の企業、世界の広告主、そして世界の開発者にサービスしている。
1つのプロダクトやプラットフォームは、数十カ国に複製できる。
ソフトウェア、広告、クラウド、チップ、AI。規模が形成されると、利益の伸び(レバレッジ)は非常に大きくなる。

だからこの図を見て、私がいちばん感じたのはこうだ。
中国のトップ層の利益は、金融や資産規模により偏っている。
世界のトップ層の利益は、テクノロジーやプラットフォームの能力により偏っている。

これはまた、なぜ米国株市場には長期にわたって高いバリュエーションのテクノロジー企業が多いのかを説明している。
市場が買っているのは、単なる売上ではなく、利益の拡張力、グローバルでの価格決定能力、そしてビジネスモデルの複利だからだ。

売上を見るだけでは、会社の大きさしか分からない。
利益を見ることで、会社がどれだけ稼げるのかが分かる。
ICBC1.63%
CCB0.76%
ABC1.61%
CM BANK1.18%
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