テザーがランブルと提携し、アメリカでUSATステーブルコインを推進

テザーのCEOパオロ・アルドイーノは、同社がアメリカ市場向けに新たに発売されたステーブルコインUSATの使用を拡大するために、動画プラットフォームRumbleと提携することを発表しました。彼によると、Rumbleは毎月5100万人以上のアクティブユーザーを持ち、今年の終わりまでにテザーの技術に基づいた暗号通貨ウォレットを発表する予定です。

この動きは、テザーが昨年ランブルに7億7500万ドルを投資した後に起こり、これによりこのソーシャルメディアプラットフォームの約48％の株式を保有しています。テザーが先月発行したUSATは、アメリカドルに連動したステーブルコインであり、国内市場での地位を強化し、現在1746億ドルの供給を持つUSDTと並行して機能しています。

その上、テザーは暗号通貨以外の分野、特に通信とエネルギーインフラに拡大しています。ブルームバーグ通信は、テザーが5000億ドルの評価で200億ドルの資金調達交渉を行っていると報じています。アルドイーノは、2030年までにアフリカで100,000～150,000のキオスクを展開するという長期的な目標を明らかにし、地域内のUSDTと米ドルに関連する経済を促進することに貢献すると述べました。