国際金価格は1月の過去最高値から下落が続き、第2四半期には14.14%の大幅下落となり、2013年以来の最悪となる単四半期を記録しました。6月は1トロイオンス当たり4,008ドルで着地し、4,000ドルの大台を割り込みました。高金利、強いドルに加えてエネルギー価格が保有コストを押し上げ、金は短期的に明らかな逆風を受けています。しかし、Sprottの運用パートナー兼マーケットストラテジストであるPaul Wongは、この調整局面は金の長期投資ロジックを変えるものではないと考えています。足元の下落幅は、ドルや短期金利の実質的な上昇幅をすでに上回っており、高金利と強いドルというマイナス材料は、概ね市場に織り込まれたことを意味します。
(前情提要:FRB理事 Christopher Waller:「AIブーム」がインフレの新たな押し上げ要因に!短期の追加利上げも否定できず)
(背景補足:トランプが米軍の「イラン封鎖」の再開を発表!ホルムズ海峡を通過する貨物に20%の上乗せ徴収を)