現物銀はサイクル調整に入ったものの、弱気は限定的
アジア時間帯の現物銀(XAG/USD)取引では、1オンスあたり64ドル95セントの水準まで下落している。記録的な高値到達後、短期的な利益確定売りが出ていると見られる。しかし、市場参加者の間では「これは一時的な調整に過ぎず、基本的なトレンドの反転とは見なせない」という評価が支配的だ。
インフレ鈍化が引き金となったFRBの追加利下げの可能性
木曜日に発表された米国の統計が重要な変数として作用している。米国労働統計局(BLS)の最新資料によると、11月のCPI(消費者物価指数)は前年対